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    最低限のマナーと常識

    故人にお別れを告げる大切な儀式ですから、葬儀のマナーはしっかりと守りたいものです。たくさんの決まりごとがあるため、難しく感じられる部分もありますが、最低限のことは知っておきましょう。

    ■服装
    一般的に、葬儀に参列する際の服装は、結婚やお祝い事とは逆に「派手なものを避け、地味に徹する」ことにあります。
    色も黒を基調とし、男性ならば白シャツに黒のスーツ・ネクタイ・靴、女性ならば肌の露出が少ない黒や紺などのワンピースや、黒い靴が望ましいでしょう。
    また、女性の場合はメイクやアクセサリーの類も極力控えた方が良いようです。

    ■仕草や行動
    故人を偲ぶために参列しているにも関わらず、大きな声で談笑するというのは考えられません。
    遺族の気持ちを思いやるためにも、明るすぎる振る舞いは慎みましょう。
    また、通夜ぶるまいなどで食事やお酒が提供された時も、あまり羽目を外さないようにし、一時間ほどで退席するのが一般的です。



      そのほかでは、読経中に居眠りをしないことや、葬儀中は携帯電話の電源を切っておく、もしくは鳴らさないことも、マナーとして知っておきたいところです。

      ■忌み言葉
      忌み言葉とは、冠婚葬祭時に「縁起が悪い」として、言ってはならないとされる言葉のことです。勿論、葬儀の際にも当てはまります。

      例えば、「重ねる」や「再三」などの重ね言葉は、不幸が重なるとされているため、言ってはいけません。「たびたび」や「しばしば」といった言葉も、不幸が再び来るということから使ってはいけないことになっています。

      また、数字の「九」や「四」は、「苦」や「死」と読めるため、お香典などでこの数字の入った金額を渡してはいけません。
      このほかには直接的な「死ぬ、死亡、生存、生きる」などの言葉も忌み言葉とされており、「ご逝去」や「お元気なころ」という風に言い換えるよう、気をつけましょう。

      高齢者を亡くされた遺族へは「長生きしてよかったです」などの言葉は決して使ってはいけません。子供を亡くされた所への訪問で、同じ年ごろの子供を連れては、相手を悲しませてしまう可能性がありますので、よくよくご検討してください。
      また、通夜に限らず、「死因」は聞かないことがマナーです。

      ご冥福、成仏などの言葉はキリスト教式の葬儀では使わず、天国で安らかになどの言葉は仏式の葬儀では使いません。

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